トップページ>information
苺の苗の散布方法
2014.04.15
今年後半の苺の苗に付いて相談いただきました。苗の生育は非常に大切です.LPKでの施肥の方法を書いてみます。
一般的に苗は体積が少ないですから、散布するLPKは窒素共々少量になります。そして、苺の苗のように、ランナーを飛ばす時期は窒素1,0に対してLPK0,3〜0,5のやや窒素過多で育てます。苺の苗を育てる為に大切な事は窒素が必要な事です。ですが、窒素だけでは苗そのものがだめになります。この窒素が苗床の培土に入れてある場合は少量のLPKで押さえます。また、LPKの比率が高いとランナーより花芽を付ける方向に動きます。クラウンの大きな丈夫な、がっしりした苗を作るにはランナーが出て、小苗、孫苗になってから窒素とLPKの比率を逆転させて、LPKが多めになるように散布します。頻度、散布量は問い合わせてください。苗床の成分量、灌水の頻度等で微妙に変更があります。少量の窒素とLPKの追肥で長い期間をかけて作りますのでそんなに気難しく考える事はありません。少々、ランナーが飛ばなくても修正が出来ます。LPKを使った良い苗を作ってください。